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【工具】電工ナイフおすすめ5選!選び方から基礎知識まで紹介!

2023年1月7日

電工ナイフはケーブルの剥ぎ取りに使用され、電気工事の腰道具のスタメン工具です。

そんな電工ナイフですが、かなりの種類が販売されていますので、おすすめ商品を厳選して紹介したいと思います。

また、具体的な用途などの基礎知識も説明していきます。

この記事でわかること

  • 電工ナイフの特徴が知りたい
  • 電工ナイフの選び方がわからない
  • 電工ナイフのおすすめが知りたい

電工ナイフの特徴。カッターとの違いは?

電工ナイフの用途は、ケーブルを剥ぎ取ったり剥いたりすることに使用されます。

カッターと比べた電工ナイフの特徴は「刃が頑丈」であることと、「切れ味が鈍い」ということがあげられます。

また、カッターは替え刃がありますが、電工ナイフは研いでメンテナンスを行います。

刃が頑丈

ケーブルを剥く際、ケーブルの外装に刃を押し当てたり、刃の先端で切れ目を入れたりします。

VVFなどの細いケーブルは割と外装が柔らかいので剥きやすいですが、CVTや高圧ケーブルなどの太物ケーブルとなると外装がかなり硬く頑丈な作りとなっています。

太物ケーブルを剥く際はかなり強い力で外装に刃を押し当てることになります。

カッターの場合、刃が薄いため強い力を入れるとすぐに折れてしまいますので、折れた反動で怪我をしたり、折れた刃が飛んできたりする可能性がありますのでとても危険です。

電工ナイフの場合は、刃が頑丈なため強い力をかけても折れることはありません。

また、電工ナイフは刃が頑丈ですので刃が厚い作りですので、断面が三角形のようになっています。

電工ナイフ ケーブル縦割り

この形状がVVFを剥く場合に、とても適しているといえます。

VVFを剥く際は、ケーブルの先端からIVとIVの間に電工ナイフの刃を入れて割いていくのですが、電工ナイフの厚みが上手く誘導し、IVの被覆を傷つけずに切れます。

切れ味が鈍い

電工ナイフはカッターと比べると切れ味が鈍いことが特徴です。

どういうことかというと、先ほどの説明のようにケーブル剥きの際は、強い力をかけることになるため、万が一手が滑った反動で手などを切創しても致命傷になりにくいということです。

カッターは本当によく切れますので、スパッといってしまいますが、電工ナイフの「程よい切れにくさ」が安全へと繋がっています。

もちろん、全く切れないものは使いものになりませんので程よさが重要です。

また、電工ナイフは電線を剥ぎ取ることもあります。

カッターの場合は切れ味が良すぎて芯線に食い込み、何度も引っかかって使いにくいだけではなく、芯線を傷つけることが施工後の事故へと繋がってしまうのです。

電工ナイフでしたら電線を傷つけず、スムーズに電線を剥ぎ取ることができます。

電工ナイフの選び方

折りたたみ式か鞘付きか

電工ナイフを選ぶ際に、大きなポイントとなる部分です。

それぞれメリット、デメリットがありますのでここは好みの問題となります。

・折りたたみ式

折りたたみ式は、折りたたんだ状態ですとコンパクトになりますので持ち運びに便利なことがメリットとなります。

また、腰道具に装着する場合は、複数ポケットのサックに入りますので、見た目がスマートかつ腰道具の幅をとることがありません。

デメリットとしては、刃を出し入れする一手間があげられます。

・鞘付き

鞘付きは、電工ナイフ専用の鞘がセットになっています。

鞘は、通常のサックよりも大きく、取り出しと収納がとてもやりやすいです。

また、折りたたみ式と違い、刃の出し入れが不要ですので、腰道具から出した瞬間に使用できる点がメリットとなります。

デメリットとしては、鞘自体を腰道具のベルトに通しますので、腰道具のスペースを一つ使うことになります。

腰道具にたくさんサックを付けたい方には不向きです。

折りたたみ式はロック機能があるものがおすすめ

折りたたみ式の場合、刃を出した状態で刃がロックされるものがおすすめです。

電工ナイフはケーブルに押し当てるように使いますので、折りたたみ方向には力がかからないように思いますが、ケーブルとナイフを握るように使いますので実は反対方向にも力が加わります。

そのため、たまにカクンと刃が折れてしまうことがあるので、ロック機能があるものをおすすめします。

素材で選ぶ

柄の素材は樹脂製や木製がありますが、樹脂製はグリップが効いていて握り心地がよく、手が疲れにくくなっています。

木製はデザイン性は高いですが、角のエッジが効いていますので人によっては長時間の使用で手が痛くなるかもしれません。

刃の部分は、鋼製とステンレス製があります。

鋼製は錆びやすく、こまめなメンテナンスが必要ですが、研ぎやすいというメリットがあります。

ステンレス製は錆びにくくメンテナンス性は高いですが、若干研ぎにくいというデメリットがあります。

デザインで選ぶ

ロングセラー品や従来品は、シンプルなデザインであったり、色使いがパターン化されているので自分好みのものがないといったこともあると思います。

最近では、洗練されたデザインのかっこいい電工ナイフが販売されているので、そちらも検討されてはいかがでしょうか。

腰道具と工具の色を統一して、ファッション的な見せ方をする方も増えていますよね。

付帯機能よりも性能重視

電工ナイフには、ナイフ機能とは別に違う機能が付帯しているものがあります。

便利は便利ですが、意外と使わないというのが正直な印象です。

その機能を使うなら、結局専用工具を持ってきて使いますよね。

付帯機能をポイントとして選ぶよりも、デザインやナイフとしての機能を重視することを個人的にはおすすめします。

電工ナイフおすすめ5選!

未来工業 DM-1B デンコーマック

デンコーマックはロングセラー商品で多くの電気工事士に昔から使用されています。

おそらく割合としても一番利用率の高い電工ナイフではないでしょうか。

シンプルなデザインで、ベテランから新人までおすすめできる商品です。

鞘付きですので刃の出し入れ不要で、柄の部分が樹脂製ですので滑りにくいこともポイントです。

ポイント

・鞘付きタイプ

・ロングセラー商品

・おそらく利用率No.1

・柄が樹脂製で疲れにくい

タジマ DK-TN80HST2 タタックナイフホルスター付

こちらも鞘付きの電工ナイフです。

鞘とナイフがブラックで統一されていますので、デンコーマックの色使いが苦手という方におすすめです。

また、鞘が2連となっていますので、カッターなど他の工具を収納することが可能となります。

落下防止用穴付です。

ポイント

・鞘付き

・鞘が2連

・ブラックのデザイン

マーベル MDX-03

マーベルから折りたたみ式の電工ナイフです。

柄は木製となっていて、折りたたみ式のスタンダードタイプです。

強い力を入れても安心な、ロック機能付きとなります。

刃の素材は鋼製となりますので、こまめな手入れが必要ですが、研ぎやすいという特徴があります。

落下防止用穴付です。

ポイント

・折りたたみ式

・ロック機能付き

・柄は木製

マーベル MDX-01

同じくマーベルから折りたたみ式の電工ナイフです。

柄の素材は金属と木製を組み合わせて作られており、見た目もかっこいいですよね!

刃を開いた状態では、ロック機能が付いているため、強い力を入れても安心です。

刃の素材はステンレス製ですので錆びにくく、メンテナンス性に優れた商品となります。

ステンレスですので若干の研ぎにくさはありますが、研ぐ頻度を減らしたい方におすすめです。

落下防止用穴付です。

ポイント

・折りたたみ式

・柄は木製

・刃はステンレス製

タジマ DK-FKMU

タジマから折りたたみの電工ナイフです。

ロック機能が付いてますので力を入れても安心ですね。

柄の部分は樹脂製ですのでグリップが効いています。

この商品の特徴は、ソケットになる穴が空いてますので、仮止め程度でしたらナットの締め付けが可能です。

ソケットとしての使い方ではなく、腰道具のカラビナに穴を通してかけるといった使い方ができますので、腰道具のスペースをさらにあけることができます。

もちろんナイフとしての機能も使いやすく、切れ味も滑らかです。

そして、なんといってもデザインですね。

洗練されていてめちゃくちゃかっこよく、デザインと機能を兼ね備えているといえます。

ポイント

・折りたたみ式

・柄は樹脂製

・デザインがかっこいい

・ソケット穴があるのでカラビナにかけられる

最後に

腰道具のスタメン、電工ナイフの説明でした。

電工ナイフもカッターもどちらも切る道具ですが、用途が違うことがわかりましたね。

電工ナイフの用途は基本的にケーブルや電線を剥く道具となります。

また、切る道具ですので、使い方を間違えると怪我のもととなりますので取り扱いには十分に注意しましょう。

形状や色などで自分好みのものを是非選んでいただきたいのですが、重要であることは自分の道具の能力を熟知しているということです。

購入後は自分の電工ナイフの切れ味を十分に把握し、力の入れ加減を調整する必要があります。

安全面でも重要なことですので是非覚えておきましょう!

それではまた、ご安全に!

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