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【工具】トップ工業「ラクラッチ」電気工事の必需品ラチェットレンチ紹介!

2022年12月26日

電気工事の実務では、配線以外にもケーブルの経路を作るお仕事があります。

それは配管やケーブルラック、支持材などになりますが、その際に必須となる工具が「ラクラッチ」です。

すでに現場の職人さんの腰袋に刺さってるのを見たことがあるかもしれません。

ビスやナットの締め付けはインパクトが便利ですが、締め付けすぎなどの心配がありますのでラチェットレンチは重宝しますよね。

特に住宅以上の木造以外の現場では必須工具となります。

今回はラクラッチの特徴から使う場面と使い方まで紹介していきます。

電気工事士の資格試験では登場しませんので、この機会に是非チェックしてみてください!

ラクラッチの特徴

ラクラッチはトップ工業から販売されている、電気工事に特化した4サイズ兼用できるラチェットレンチです。

型名(製品番号)PRW-3L
使用範囲(mm)8・10・12・13
全長(mm)146
重量(g)185
保証トルク(N・m)8mm→23,5・10mm→47.1・12mm→82.4・13mm→94.1
ラクラッチ寸法

4+1サイズ対応

電気工事のケーブルラックや配管工事は、様々なサイズのビスやボルトを使用します。

ラクラッチはそのような状況に対応するために8.10.12.13の4サイズに対応しています。

また、トップ工業の別売りレースウェイソケット(後述)と組み合わせることにより、電気工事では一番使用頻度の高い17のサイズも使用でき、5サイズに対応できます。

これらのサイズは電気工事でよく使うサイズですので、ラクラッチ一つでほとんどの作業に対応可能です。

何個もスパナを持ち歩いたり、インパクトのソケットを何度も取り替える煩わしい作業から解放されますね!

サイズが小型で便利

ラクラッチは全長が146mmでとても扱いやすいサイズです。

腰袋のサイドポケットにスッポリ入りますので、常備している職人さんも多いですね。

また、施工場所が狭かったりして、大きなラチェットやインパクトが入らないといった場合も、高さ18mmですので問題ありません。

作りが頑丈

本体プレートは耐久性の高いステンレス、本体は強化プラスチックが使用されています。

そのため本体は錆びにくく、強度が高くなっています。

アルミ製のラチェットの場合、強く締めすぎたり落としたりすると、変形してしまったり、ギアが壊れてしまうことがありますが、ラクラッチの場合ある程度は問題ありません。

ギアとナット締め付け部分は金属製となっていますので、水が付いた状態ですと錆びますので注意が必要です。

適度にメンテナンスをする必要があります。

安全ヒモ用穴付き

本体の真ん中あたりに穴がありますので、ワイヤーなどを通さことができます。

落下防止、紛失防止に考慮されていますよね。

ワイヤーやリールで腰道具に繋げておけば、高所作業でも安心です。


ラクラッチの使い方

使い方といっても普通のラチェットレンチと使い方は代わりません。

5サイズ使用できますので、それぞれの使用場面を紹介したいと思います。

8mm

8mmはパイラッククリップのナットや薄鋼電線管のカップリング、ボックスコネクタのネジ切りに使用します。

パイラッククリップは、裏からラクラッチで抑えてプラスドライバーかペンインパクトで締め付けます。

また、配管のネジ切りはプラスドライバーですとかなり力がいりますが、ラクラッチですと楽ちんです。

10mm

 

 

10mmはパイラックの本体のボルト、ダクタークリップのナットに使用します。

ダクタークリップの締め方はパイラッククリップと同様にプラスドライバー、またはペンインパクトの併用です。

12mm

12mmはケーブルラックのジョイント(接続部分に使う金物)のナットに使用します。

13mm

13mmはネグロスのHB1シリーズ(鉄骨に支持する金具)の止めボルトに使用します。

それから13mmは8mmのボルトに対応するサイズとなりますので、他の部材で8mmのボルトを使用する際に使います。

17mm

17mmは現場で最も使用頻度が高い3分のナットや10mmのナットに使用します。

ラックやレースウェイの支持、分電盤やプールボックスなどあらゆる場面で使用場面がありますよね。

電工ハンマーの先端でも代用できますが、やはりラクラッチは狭い場所で存在を発揮します。


ラクラッチとの組み合わせて使いたいアイテム

レースウェイソケット

こちらは、ラクラッチと同じトップ工業から、インパクト用17サイズのソケットになります。

普通のソケットと違い、ソケットの両側が薄い作りとなっていますので、レースウェイ (ダクター)の中にもすんなり入る作りです。

これをラクラッチと組み合わせて使用することで、ラクラッチで17サイズのナットを締め付け可能となります。

ラクラッチの13サイズのソケット部分に差し込むだけで簡単に取り付けられます。

長さは2サイズあり、ロングソケットの方は全ネジのナットを上の方まで回していくのに便利です。

経験ある方もいると思いますが、手でまわしていくのは大変ですよね。

ECS-814S 電動ドリル用マルチソケット

同じトップ工業から、5サイズセットのソケットです。

基本的にはインパクト用のソケットになりますが、ラクラッチに対応していますので、レースウェイ ソケット同様差し込むだけで使用できます。

少し長めのサイズ感で使いたい場合や、ラクラッチにはない14mmのサイズがありますのでいざというときに重宝します。

レースウェイ の役物の付属品に14mmの首下ボルトがあったりしますので地味に使用場面があります。

せっかくインパクトのソケットセットを購入するのでしたら、ラクラッチ対応のマルチソケットでいかがでしょうか。


ラクラッチの手入れ

ラクラッチの本体部分はステンレスですので錆びにくいですが、ソケット部分は水分に触れるとすぐに錆びてしまいます。

雨の日の外作業などをした際は必ず手入れが必要です。

手入れをしないで放置すると、錆びが落ちなくなるだけでなく、ギア部が固着し使い物にならなくなります。

また、ラチェットには空転トルクというボルトを回してラチェットを戻すときにかかるトルク(カリカリいうときの重さ)があります。

この空転トルクが軽ければ軽いほど使いやすいラチェットといえますので、まめに手入れをしてトルクの維持に努めましょう。

お手入れ方法はKURE5-56などの潤滑剤をウエスに染み込ませ本体をよく磨いてあげます。

ギア部分は潤滑剤を吹き付け、カリカリとギア部分を回して空転トルクが軽いことが確認できればOKです。



さいごに

電気屋さんの必需品「ラクラッチ」の紹介でした。

トップ工業の製品は、別売りの商品との組み合わせが豊富で汎用性があるため非常におすすめです。

ラクラッチは小型で重量もないため、腰道具に常備してはいかがでしょうか。

この記事が現場のお役にたてれば幸いです。

それではまた、ご安全に!


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