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【工具】電工ニッパーおすすめ3メーカーに厳選!迷ったらこれ!購入後のメンテナンス方法も!

2022年4月14日

電工ニッパー アイキャッチ

今回は電工ニッパーについて紹介していきたいと思います。

ケーブルの切断や皮むき、時にはビスの切断等ほぼ毎日使う電気工事士の必須工具です。

ニッパーのメーカーは多数ありラインナップも豊富ですのでどれを買っていいか迷ってしまいますよね。

見た目や形、機能など微妙な違い

ということで今回はおすすめのニッパーを3つに厳選し迷ったらこれというものを選びました。

圧着機能や皮むき機能など細かい付帯機能が備わったニッパーも存在しますが、正直そのような機能は他の工具や自分の技術でカバーできるものだと思います。

それよりも切れ味や使い方に重点を置いて厳選していますので是非購入の参考にされてください。

おすすめニッパー厳選3メーカー紹介

1位 KLEIN TOOLS(クラインツール)

ニッパーの王様と言っても過言ではないあの「クライン」です。

まさに迷ったらこれといったニッパーで、私も愛用しています。

クラインはアメリカの老舗メーカーで高品質な商品が取り揃えられています。

少し値段は他のメーカーより高めの設定ですが、今後長く電気工事をされる方には是非おすすめのメーカーです。

特におすすめしたいので特徴を順番に説明します。

特徴1 切れ味・切り心地が良い

クラインはとにかく切断力が高いです。

14sqくらいまでのケーブルでしたら一発で切断可能です。

小径のボルトや硬化ワイヤーも切断可能です。

電気工事は時にボディビスの切断をすることがありますがこのニッパーで切れてしまいます。

また、ケーブルを切る瞬間の感触ですが、他のほとんどのニッパーは「バチン」といった感じで衝撃があります。

人によっては不快と思うかもしれません。

クラインは表現が難しいですが「むにゅ」といった感じで切れますので手への衝撃がありません。

とても切り心地の良いニッパーです。

特徴2 耐久力が高い

すぐに刃こぼれしてしまうニッパーとは違いとても耐久力が高いのが特徴です。

先ほどのボディビスの切断や全ネジのバリとりなどこのニッパーでできてしまいます。

木造を施工する方はステップルの引き抜きなど、鉄物をつまむ行為も問題なくできます。

長く使うと考えると長寿命ですのでとてもコスパの良い商品ですね。

ただ、活線ケーブルを切断しての相間短絡だけは注意しましょう。

いくら耐久力があるとはいえどスパークには耐えられません。

綺麗に穴が空きます。

特徴3 グリップが心地よい

ニッパーの柄についてるプラスチックのグリップが少しプニっとしてて衝撃を吸収してくれます。

掴みごこちもストレスがないのが良いですね。

スタンダードタイプ
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ヘッド部傾斜タイプ 木造の方におすすめ
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小型タイプ 弱電系の方におすすめ
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2位 VICTOR(ビクター)

第2位はビクターのニッパーです。

握り物に強みを持つ作業工具メーカーです。

独特のデザインが特徴的ですのでペンチなどの他の工具と統一させるとかっこいいですね。

クラインはちょっと高いから他のニッパーで様子をみたいという方に品質のしっかりしたこちらのニッパーをおすすめします。

3位 KEIBA(ケイバ)

第3位はケイバのニッパーです。

こちらも老舗のブランドでマルト長谷川工作所のブランドとなります。

ケイバの特徴としてはシンプルに使いやすいです。

値段もリーズナブルで同価格帯のニッパーの中では切断能力は高く、よく切れるニッパーという印象です。

もう一つ特徴としてはスプリングが付いていますので絵の開きがスムーズに行えます。

デメリットとしては刃がもろいとことです。

もちろんケーブルなどの銅を切断するには全く問題ありません。

ちょっとしたビスや鉄などのケーブル切断以外の用途に使うとすぐ刃溢れをおこします。

とてもよく切れるニッパーで値段が安いので刃こぼれしたら買い換えるという使い方をしている方も多くいます。

刃先形状フラットタイプ
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刃先形状スタンダードタイプ
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刃先はスタンダードとフラットとわかれていますが、正直切り口や切りやすさに大きな違いはありません。

色の好みで選んでいただければいいかと思います。

ニッパーの購入後のメンテナンス

購入後はとにかく錆びさせないことが重要です。

雨にの中での作業や湿気の中の作業後は潤滑剤をつけて可動部をスムーズに動くようにしておきます。

また、錆止め効果のある潤滑剤を塗布することにより錆も防止しましょう。

もし錆びてしまったら早めに潤滑剤を塗布してからウエスで拭けば落とすことができます。

定番の潤滑剤はやはりKURE-556ですね。

長期間使用せず可動部が硬くなってしまった場合

購入したばかりの新品の状態や長期間メンテナンスしていないニッパーは可動部の動きが悪くなっています。

潤滑剤を塗布したあと柄を開いたり閉じたりと繰り返します。

かなり時間がかかりますが根気よく繰り返すことで少しずつ動きがよくなってきます。

最終的に片側の柄を持った状態でもう片方の柄が重力だけの力で下まで開けばストレスなく作業で使用できる状態です。

最後に

電工ニッパー厳選いかがでしたでしょうか。

この三種類は現場で使用している職人さんも多く、品質も信頼できるものを選んでいます。

種類が多くて購入を決めかねていた方のための購入のきっかけになれば幸いです。

それではご安全に!

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